ウェブデザイン技能検定は、国家検定制度である技能検定制度の一つとして、厚生労働省より職業能力開発促進法第47条第1項の規定に基づき指定試験機関の指定を受け、特定 非営利活動法人インターネットスキル認定普及協会(以下、当協会)が実施するものです。 試験は実技および学科試験で実施され、関連国際標準規格等に基づきウェブデザインに関する知識・技能、実務能力等が問われます。1級の合格者には厚生労働大臣より、2級及び 3級の合格者には当協会理事長より、ウェブデザイン技能士の合格証書が発行されます。
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ウェブデザイン技能検定3級 実技試験範囲
1) ハイパテキストタグ付け言語(HTML)、拡張型ハイパテキストタグ付け言語 (XHTML), スタイルシート(CSS)によるコーディングに加え画像の利用と更新・管理能力を評価されます。
実技試験にて作業する内容は、以下の通りです。
作業① 指示されるディレクトリ構造を示す図に従い、HTML ファイル、CSS ファイル、および画像などのソースファイ ルを適切に配置すること。
またその構造に適応するよう、各ファイルの記述内容を修正、更新すること。
作業② 指定されるエリアにあるグローバルナビゲーションの各画像に対して、対応した各ページへのリンクを設定すること。併せて HTML ファイルの内容を指示のとおりに修正し更新すること
作業③ 指定されたコンテンツのブロックレベル要素を指示されたレイアウトになるよう CSS ファイルを編集して修正すること。
作業④ 指示される要素に関連する背景色と文字色について、CSS ファイルを修正し、更新すること。
作業⑤ 与えられる画像と同じブラウジング結果となるよう、HTMLファイルのbody要素、div要素に対応するCSSフ ァイルの記述を修正し、更新すること。
作業⑥ HTML ファイルのコンテンツエリア内の記述を削除し、与えられる文章に対し h1 要素、h2 要素、p 要素、ol 要素、ul 要素のすべてをもれなく使用し構造化を行い、更新すること。
※留意点:受検者は 試験当日配布される試験問題の作業①から⑥までの作業より、5つの作業を選択し、合計5作業を60分間で行うこと。
※当試験会場では、サクラエディタがインストールされています。
ウェブデザイン技能検定3級 学科試験範囲
[1]インターネット概論
●インタ ーネット ーネット
以下のインターネット仕組みについて一般的な知識
・インターネットの仕組み・ワールドイウェブ(WWW)・通信プロトコル・ハイパテキスト転送プロコル(HTTP)・その他、インターネットについて一般的な知識
●ネットワーク技術
以下のインターネット接続法について一般的な知識
・アクセス方式 アクセス方式・ネットワーク接続法・サーバ・クライアントモデル・端末と接続機器・その他、インターネットに関わるワク技術ついて一般的な知識
●インターネットにおける標準規格、関連の動向
以下のワールドイウェブ(WWW)における各種標準化団体及び標準規格及び関連規格、動向についての一般的な知識
・日本工業規格(JIS)・国際標準化機構(ISO)・ワールドイウェブコンソシアム(W3C:World Wide Web Consortium)
・インターネット技術スクフォース(IETF: Internet Engineering Task Force)・欧州電子計算機工業会(ECMA:ECMA International)
・ウェブ・ハイパーテキスト・アプリケーション・テクノロジー・ワーキング・グループ(WHATWG:Web Hypertext Application Technology Working Group)
・その他、ウェブデザインに関わる各種規格技術動向ついて一般的な知識
●ウェブラジング
以下のウェブラジング技術における一般的な知識
・ブラウジング・端末・ウェブブラウザの種類と仕様・サービス・認証サービス
以下のウェブ表示端末について一般的な知識
・携帯端末
各種端末に向けてウェブサイトを表示するための技術についての一般的な知識
●ワールドワイドウェブ(WWW)セキュリティ技術
以下のワールドイウェブ(WWW)における各種セキュリティ技術についての一般的な知識
・ウェブラザの種類と各仕様・公開鍵暗号基盤(PKI)・ファイル転送
以下の各種法令に関する一般的な知識
・不正アクセス行為の禁止等に関する法律・個人情報の保護に関する法律
以下のインターネットにおける各種セキュリティ及びマルウェア等攻撃ついて
・インターネットにおける不正アクセスの種類・方法・マルウェアの攻撃方法・対処、対策方法
●インターネット最新動向と事例
・インターネット及びワールドワイドウェブ(WWW)に関わる各種最新動向についての一般的な知識・ウェブデザインに関わる最新事例についての一般的な知識
[2]ワールドワイドウェブ(WWW)法務
●知的財産権とインターネット
以下のワールドイウェブ 以下のワールドイウェブ(WWW)及びウェブ構築に関わる知的財産権及び関連する権利についての一般的な知識
・産業財産権・著作権・その他の権利
[3]ウェブデザイン技術
●ハイパテキストマーク付け言語及び拡張可能ハイパテキストマーク付け言語(HTML)とそのコーディング技術
以下の記述言語について一般的な知識
・ハイパテキストマーク付け言語(HTML)・拡張可能ハイパテキストマーク付け言語(XHTML)・拡張可能マークアップ言語(XML)
以上のハイパテキストマーク付け言語におる各種タグ及びコーディングついての一般的な知識
●スタイルシート(CSS)とそのコーディング技術
・スタイルシート(CSS)のスタイル及びコーディング利用について一般的な知識・スタイルシート(CSS)のバージョン、各ウェブラザの対応状況に関して一般的な知識
●スクリプト
・エクマスクリプト(Ecma Script)のコーディング及びシステムについての一般的な知識
[4]ウェブ標準
・ウェブ標準に基づいたサイトの制作手法について一般的な知識
[5]ウェブビジュアルデザイン
●ページデザイン及びレアウト
以下のウェブサイトにおけるページデザン関す要件ついて一般的な知識
・テキストの種類と利用・画像(イメージ)データの種類と加工、利用・ウェブカラーデザイン・構成について・レイアウト手法・ウェブサイトのページデザイン、サイト構築について一般的な知識
●マルチメディアと動的表現
以下のマルチメディアータに関わる各項目ついて一般的な知識
・マルチメディアータの種類(動画・音声アニメーション等)・マルチメディアータの作成と加工・組込・配信
・マルチメディアータを利用したウェブサイトのコンテンツデザイン、サイト構築についての一般的な知識
[6]ウェブインフォメーショデザイン
●インフォメーショデザイン
以下のウェブサイト構築を目的とした情報デザイン手法について一般な知識
・情報の構造化 情報の構造化・サイトマップの構成と設計
●インタフェースデザイン
ユーザに配慮し目的に合致したインタフェースに関する要件ついての一般的な知識
・ナビゲーション・インタラクション・グラフィカルユーザインタフェース
●ユーザビリティ
以下のウェブサイト構築におけるユーザビリティに関するデザイン手法ついての一般的な知識
・人間工学・ISO9241-11
[7]アクセシビリティ・ユニバーサルデザイン
以下のウェブサイト構築におけるアクセシビリティに配慮したデザイン手法及びユニバーサルデザイン手法についての一般的な知識
・ウェブコンテンツJIS(JIS X 8341-3)・ユニバーサルデザイン
以上を用いてウェブサイトの構築及びページデザンについての一般的な知識
[8]ウェブサイト設計・構築技術
以下の各種ウェブサイト構築に関わる一般的な知識
・サービスサイト・バナー広告のタイプと作成
以下の各種設計・構築技術において一般的な知識
・コミュニケーション・企画・プランニグ・サイト設計・サイト構築
[9]ウェブサイト運用・管理技術
以下の 各種ウェブサイト運用・管理技術において一般的な知識
・サイト管理・システム保守
[10]安全衛生・作業環境構築
ウェブデザイン作業に伴う安全衛生関する以下の事項ついて一般的な知識
・機械、器工具、原材料等の危険性又は有害性及びこれらの取扱い方法・安全装置、有害物抑制装置又は保護具の性能及び取扱い方法・作業手順・作業開始時の点検
・ウェブデザイン作業に関して発生するおそれのある疾病の原因及び予防・人間工学に配慮したコンテンツの設計、配信・VDT作業等に適した作業環境の設定
・整理整頓及び清潔の保持・事故時等における応急措置及び退避・その他ウェブデザイン作業に関わる安全又は衛生のために必要なこと
・労働安全衛生法関連法令(ウェブデザイン作業に関わる部分に限る)についての一般的な知識